地域団体商標制度とは、地域の名称と商品または役務の名称からなる商標等で、一定の範囲で周知となった場合に、事業協同組合、農業協同組合等の団体が商標登録を受けることができる制度のことです。
現在(2013.10.31)、全国各地の特産品等が地域団体商標として550件以上が登録となっています。
地域団体商標制度(特許庁HP)
http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/t_torikumi/t_dantai_syouhyou.htm

地域団体商標登録例

【登録番号】
第5610831号
【商 標】
八尾若ごぼう
【指定商品】
大阪府八尾市産の若ごぼう
【権利者】
大阪中河内農業協同組合
(参考商品)
【商品の特徴】
八尾若ごぼうは、短い根に長い茎と大きな葉が特徴で、「根」だけを食べるごぼうと違い、「葉」・「茎」・「根」の全てを食べることができます。栄養価についても食物繊維(サツマイモの約1.4倍)や鉄分(ほうれん草の約1.6倍)、ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、ルチンが多く含まれた栄養価の高い野菜です。八尾市では、10ヘクタールの農地で栽培されており、大阪府下生産量の7割を占めています。江戸時代からの伝統といわれる矢型の束ね方から「やーごんぼ」とも呼ばれ親しまれています。9月中下旬に種をまき、12月には一度収穫できるほど大きく育つのですが、冬の間の霜にあて枯らし春先の暖かくなったときに再び伸びた新芽を収穫します。八尾若ごぼうは、シャキシャキとした独特の歯ざわりが心地よく、早春の味と豊かな香をお届けします。
【登録番号】
第5037791号
【商 標】
城崎温泉
【指定商品】
城崎温泉旅館協同組合
【指定役務】
兵庫県豊岡市城崎町における温泉浴場施設を有する宿泊施設の提供
兵庫県豊岡市城崎町における温泉浴場施設の提供
(参考役務)
【サービスの特徴】
城崎温泉は1400有余年の歴史を持ち、日本の伝統と情緒ある文化を現在でも守り続けている全国でも数少ない温泉地の一つです。城崎温泉の魅力は、城崎の町並みそのものです。柳並木と大谿川、そして石造りの太鼓橋で形成される温泉街に、たくさんの旅館が軒を連ねて旅館・土産物屋・飲食店などが仲良く共存し、町全体で一つの「城崎温泉」という“温泉情緒あふれる町”を作り出しています。ゆかたの似合う城崎温泉は七つの外湯めぐりが特徴で温泉王国として知られ、11月からのかにシーズンにはかに王国としても全国のお客様にお喜び頂いています。